晩白柚ルポルタージュ

熊本に住む33歳の日記です。 2019年5月までトロントでワーホリをしていました。一人旅、カレー、キャンプなどについて書いています。

One month have passed : turned 31 years old, made friends, said goodbye to friends

こんにちは。晩白柚です。

世間は12月も中盤を過ぎ、すっかりクリスマスモードへ突入しましたね。ここトロントにおいても、テレビをつければクリスマスソングが流れ、街を歩けばクリスマスのデコレーションが店を彩っています。

早いもので、トロントにやってきて1か月が経ちました。この1か月は語学学校と家の往復しかしていないので、とりとめて書くこともないかなと思ったのですが、こう思い出してみると意外と書くことがあったので、つらつらと振り返ってみたいと思います。

 

 

31歳になる

12月8日をもって31歳になりました。はじめて日本の外で誕生日を迎えました。いつも誕生日を迎えたときの日記は「○○歳になって」という題名で書くことに決めていて、これまで「日常」「東京譚」「ルポルタージュ」とずっとこの例にならって書いてきたのですけど、今回は海外編ということで「turned 31 years old」をタイトルに入れました(どうでもいいね)。

さて、31歳です。家族やクラスメイト、知り合いから祝いのメッセージをいただきました。30歳を過ぎてからというもの、白髪が生えたり体重が増えたり、少しずつ老いを感じるようになったので、年を重ねるごとに死へ近づいているような心地です。

31歳の抱負は、とにかく無事にワーホリを成功させる、これに尽きると思っています。そのためにも、今もなお僕の体をむしばんでいるうつ病に、なんとか打ち勝ちたい、と感じています。

 

ホームステイを継続

もともとホームステイは1か月の予定で、12月14日までに別の場所へ移らなければなりませんでした。しかし、学校に行きながら飯の用意をするのがとにかく面倒くさく、とりあえず1か月の間ホームステイを延ばすことになりました。

そして先日、「シャワーの時間が遅すぎる」とホストマザーからダメ出しをくらいました。夕飯を食べたあと、ベッドの上でだらだらしていたらそのまま寝てしまい、夜中の2時に目が覚めてあわててシャワー。その物音にホストマザーが気づいてしまい、翌日、シャワーはもっと早く浴びるようにと牽制されてしまいました。

ホームステイをしている以上、ルールは守らなければだめですよね。反省。

 

語学学校の1/3が終わる

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語学学校には3か月通う予定ですので、1か月が経過したということは、1/3が終わったということです。貴重な1か月、英語は上達したのか?

結論から言いますと、1か月程度では、成長しているかどうかはほとんど目に見えない、といった感想です。前回の日記(トロントにやって来て1週間)では、先生の言っていることを2、3割しか理解できないと書きました。それが今では5割ほどは理解できるぐらいにはなりました。しかし、やっとこさ5割です。依然として、半分はわかりません。

また、スピーキングにいたっては、1か月前とほとんど変わっていないように感じます。自分から話しかける時は、ある程度文章を組み立てることができるので、現在完了形を使ったり、助動詞を使い分けたりしますが、話しかけられてとっさに対応しなければならない場合、時制に頭がいかず、動詞の原形を使って喋ってしまいます。

スピーキングについては圧倒的に練習量が足りていないと思います。というのも、授業で先生がなにか問題を提起したときに、それに答えるのはほぼ、すでにペラペラの南米系の生徒です。僕は萎縮して発言することができず、ますます話す練習量が減っていく、という悪循環に陥っています。僕のクラスには2人のブラジリアンがいましたが、彼らの英語は実に流暢で、なぜこのクラスにいるの?と思ってしまうほどでした。

一方、グラマーの授業はあまり面白くないです。比較級とか最上級とか、助動詞の話とか、中学校レベルのことをやっています。このグラマーの授業、誰が得するの?とは思うのですが、となりに座っていたサウジアラビアの女の子が「晩白柚、主語がsheの時は、現在完了のhaveはhasになるって理解でいいの?」と聞いてきた時は驚きました。

思わず「あたりまえやん!」と突っ込みたくなりましたが、いやはや、流暢に英語は喋れても、グラマーは中学校レベルでさえわからない子が結構いるんだな、と痛感させられました。

違う見方をすれば、語学学校の文法の授業では、1か月通ってもせいぜい中学生レベルのことをチョロっとやるぐらいで、とてもすべての文法を網羅するものではありません。高校英語の文法ですら、簡単に振り返る参考書を使えば1か月程度で復習できますから、少なくとも文法だけはワーホリに来る前にやっておくことをおすすめします。僕はそうしました。

 

出会いと別れ

僕の語学学校は、1か月が1タームとなっていて、1タームののちファイナルテストが実施され、クラスは解散し、テストの結果に基づいて新たなクラスが編成されます。

僕のファイナルテストの出来は最悪でした。テストで7割取れれば、次のレベルに進級できますが、とても進級は無理でしょう。せっかくクラスの仲間たちと仲良くなったので、彼らとともにレベル8へ進級したい気持ちが強かったのですけれど、残念です。ひとりレベル7に取り残されてしまうことが怖いです。

そんなファイナルテストが行われた12月13日、クラスで仲の良かった6人でサムギョプサルを食べに行くことになりました。18時にフィンチ駅に集合し、近くの韓国料理屋へ。

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どちらかというと韓国焼酎(ソジュ)は消毒薬のような匂いが苦手なのですが、ここではソジュ「チョウムチョロム」を飲みました。韓国人の2人から飲ませまくられ、飲ませまくりの、これぞ酒を通じた国際交流といった感じで、しこたま飲みました。

韓国人のうち1人の女の子が「私の学生の頃のあだ名は『アラレちゃん』だったんだよ」と言うので、「漫画のアラレちゃんは、う●こつつくの好きだよね」と僕が言うと、思いのほかうけていました。下ネタは国際交流のための最も優れた手段、というのを聞いたことがあるのですが、とりあえずソフトな下ネタはなるほどたしかに世界に通じる、と思いました。

 

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韓国料理屋のあとは、そこからほど近い場所にあるカラオケに行きました。さすがにサイバーダムやジョイサウンドはないのですけど、日本の曲もわりと入っている機種でした。僕はレミオロメンの「粉雪」などを歌ったりしました。もちろん韓国の曲も数多く収録されていて、歌詞の意味はわからなくとも大いに盛り上がりました。23時ごろ解散し、0時には家に帰り着きました。

 

この6人のグループの中では、31歳の僕が圧倒的に年長者で、いちばん下の男の子は18歳だったり、歳に開きがありました。きっとその男の子からすれば、13歳も歳が離れている僕は「おっさんじゃん、関わらんとこ」の対象だったと思います。にもかかわらず、こうして最後のパーティに招待してくれ、仲良くしてくれたことは、いつも1人英語ができずにクラスで孤独を感じていた僕にとって本当にありがたいことでした。皆に心から感謝です。ありがとう。次のクラスでは離れ離れになると思うけど、僕、頑張ります。

 

学校のすぐ近くにパブを見つける

僕の語学学校は「ヤング・アンド・エグリントン」という交差点のすぐ近くにあります。この交差点に激近の超老舗パブを見つけました。その名も「Duke of Kent」

ほどよく暗い店内は多くの客で賑わっています。ビールの種類はエールからラガーまで、かなり豊富。店員のおばちゃんが気さくに声をかけてくれ、「調子はどう?」という会話から始まり、いろいろビールのおすすめを聞いたりします。

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写真はアルコール度数が6.6%ほどの、ちょっと強めのビールです。風味のクセは結構独特ですが、おいしいです。20オンスで8.5ドルぐらいだったでしょうか?高いといえば高いのですけど、パブなんてこんなもんでしょう。

この店の良いところはとにかく学校から激近ということです。毎日通ってはお金が続かないので、週1くらいで通いたいですね。

 

ホストファミリーに連れられクリスマスパーティへ

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12月15日の夜は、ホストファミリーに連れられ、トロント中のフィリピーナが集まるクリスパスパーティに行ってきました。

まわりの皆がフィリピンの言葉を話しながら踊る中、僕はすみっこでバドワイザーと料理をむさぼりました。なかなかハードなパーティでした。

家に帰ったあと、ホストファザーから「楽しかったかい!?」と言われ、苦笑いで「う、うん、楽しかったよ‥」としか答えられなかったことは、言うに及びません。