晩白柚ルポルタージュ

熊本に住む33歳の日記です。 2019年5月までトロントでワーホリをしていました。一人旅、カレー、キャンプなどについて書いています。

一人旅の相棒・カメラが壊れた話(1)

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晩白柚です。

一人旅でいつも持ち歩いていただけでなく、キャンプ、カレー屋さん巡りなどにおいても常にたずさえていた、オリンパスのミラーレス一眼カメラ「E-M5」が壊れてしまいました。

僕はいったいどうすべきなのでしょうか。悩んでいます。

 

僕とE-M5

E-M5を購入したのは2014年の春だったと記憶していますので、約7年にわたり僕と苦楽をともにしてきました。

3年前のこちらの記事のとおり、旅行の際に必ず持っていく三種の神器のひとつがこのカメラです。フランスなどの海外旅行をはじめとして、いささか大げさではありますが僕のからだとともに世界の海を越え山を越えてきました。その相棒に対する愛着心は、並々ならぬものがあります。

 

E-M5とは

E-M5はオリンパスが発売しているミラーレス一眼カメラ「OM-D」シリーズの一種です。同じオリンパス製の「PEN」シリーズが女の子に人気のデザインだとすれば、OM-Dは男心をくすぐる無骨で往年のカメラを彷彿とさせる風貌となっています。

E-M5はOM-Dシリーズの中でも中位に位置した機種です。2012年に僕が持っている第1世代が発表され、2015年にはブラッシュアップした「E-M5 MarkII」が、そして昨年に「MarkIII」が発表されたばかりです。

第1世代の「E-M5」は、すでに3代目が発売されている今となっては型遅れとなり、中古ともなれば非常に安く入手できるというのが現状です。

 

気になる修理代金

壊れた箇所は、撮影モードを選ぶダイヤルです。撮影する際に左手人差し指で何千回と強くダイヤルを押さえていたため、モード切替がバグって、なんら手を触れていないにもかかわらずいろんなモードに切り替わってしまいます。

近所のカメラ屋さんに修理の見積もりをお願いすると、詳細な値段は追って電話するとのことでしたが、

「ダイヤル交換ですから、まあ、3、4万円は行くんじゃないんすかね?」

という無慈悲な返答。

店員さんが続けるには、同じ「E-M5」を中古で買おうとすれば少なくとも1.5万円で済む、そんなカメラに高額の修理代を出すのは得策ではない。それならば修理するよりも、下取りに出して買い替えたほうが得でしょう、とのことでした。

 

コスパを考えれば買い替えだが‥

店員さんがおっしゃることがもっともです。費用対効果を考えれば、下取りに出して買い換えるほうがよいと思います。

しかし、長い星霜いろんな場所に持ち歩いて苦楽をともにしたカメラは、一人旅を敢行する男にとっては彼女みたいなものです。いくらぼろぼろになっても、おいそれと手放すのはかなり抵抗があります。思い出がたくさん詰まっているのですから。

多少の金が必要になったとしても、修理して長く使い続けたいという気持ちが半分。一方で、すでに型遅れとなった機種を使い続けるより、さらに洗練されたモデルを使うほうが今後のためだという思いもあります。

 

はたして、どちらに転ぶのが得策なのか。世のトラベラーは、このような状況に立った時、何を思うのでしょうか。