晩白柚ルポルタージュ

熊本に住む33歳の日記です。 2019年5月までトロントでワーホリをしていました。一人旅、カレー、キャンプなどについて書いています。

トロント屈指のブルワリー・スチームホイッスル見学記

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こんにちは。晩白柚です。

今回は、トロントに工場を構えるビールのブルワリー、トロント市民の魂の結晶、「スチームホイッスル」の見学工程についてレポートいたします。

スチームホイッスルは、「工場なら郊外かな?」という常識をくつがえして、中心市街地のど真ん中(東京で例えると東京駅の隣)に工場を持つという、非常にファンキーなブルワリーです。トロントのビール醸造所の中でも工場見学ができる数少ないブルワリーのひとつとなっています。

 

場所

(住所)The Roundhouse 255 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3M9 

CNタワーのすぐ隣です。Union駅から歩いて10分ほどのところにあります。

 

予約をしよう

見学には予約が必要です。スチームホイッスルの公式サイトから予約できます。予約の際にクレジットカードを使って料金を支払う必要があります。

僕は1年半前の見学コースに参加したので、あれから内容が少し変わっているかもしれません。現在は1人1,500円ほど(CAD建てがわからない)で工場の概要を30分説明してもらうコースと、1人2,000円ほどでさらにトロントの鉄道とビールの歴史に関するお話が計1時間のコースがあるようです。

トップページから「VISIT THE ROUNDHOUSE」に進み、必要事項を記入してください。

 

ブルワリーの中へ

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ブルワリーの入り口はこちらです

 

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入り口を入ったところ

向かって右手前がグッズ売り場、右奥がビールやフードを注文するカウンターになっています。誰でもいいのでスタッフの方に「見学に来ました」と伝えましょう。フロア奥のテーブルに座ってしばらく待つと、引率のスタッフさんから「集合してください!」と声がかかります。

 

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全員集合

黒いスチームホイッスルのTシャツを着た元気なお姉さんが引率してくれます。

 

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まずは景気づけにどうぞ

工場の中に入る前に、とりあえずスチームホイッスルの瓶ビールが1本配られます。これでエンジンをかけろということでしょう。

 

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見学者は皆ヘッドフォンを装着します

工場の中は非常にうるさいので、参加する人はインカムとヘッドフォンを渡されます。お姉さんの声はヘッドフォンから聞こえます。

 

上層部分を走っている廊下から下の工場を覗きながら見学します。お姉さんがここで何を作って、ホップがどうで‥、という説明をおそらくしてくれますが、僕の英語力では聞き取れませんでした。

 

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工場の中を縦横無尽に走るフォークリフト

 

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巨大なビールタンク

 

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樽詰めされていくビール

 

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この樽すべて頂きたい

 

工場の一角はオフィスにもなっていて、静かな環境の中でスタッフの皆さんがスチームホイッスルを世に広めるために日々格闘しておられます。

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お仕事中にすみません

 

僕は30分の見学コースに参加したので、おおむね以上のようなところを拝見して終了となりました。

工場を出ると、はじめに瓶ビール1本を配ってくれたにもかかわらず、さらにグラスビールを1杯ごちそうしてもらえます。太っ腹!

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工場を歩き回ったあとのビールはうまい

 

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イカしたデザイン

 グッズ売り場では、スチームホイッスルに関する様々な、ビールファンの心をくすぐるグッズを販売しています。僕は思わずTシャツ(25ドル)を買ってしまいました。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。15ドル程度でビール工場を見学でき、しかもビールが2本ついてくるので、ビールが好きな方にはたまらないツアーになっていると思います。ビールが苦手な方、興味がない方も、ビールの製造工程を目で追うだけできっと楽しいですよ。拙著記事「カナダのいろんなビールを飲み比べてみた(1)」の一発目で紹介しているとおり、トロントを代表するビールですので、これを機にぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

2019年4月11日
Olympus E-M5 + Lumix G 20mm F1.7 II ASPH