晩白柚ルポルタージュ

熊本に住む30歳男性の日記です。2018年11月からカナダ・トロントでワーホリ予定。

焚き火よ聞いてくれ

2017年8月19日、20日

9月の帰国から1か月に渡って書き散らかしてきたカンボジア旅行記が、昨日をもってようやく一区切り着いたので、今日は趣向を変えて、親友・イトシマオと8月に出かけたキャンプについて思い出してみます。

イトシマオは福岡在住。今回は僕が福岡に出張するかたちでキャンプをします。父に借りた車に自前のキャンプ道具をあれこれ載せ、福岡は糸島に向けて出発。一人で運転するのは実に4年ぶりでしたが、冷や汗が止まらない高速道路を無事に切り抜け、イトシマオ宅に到着。

今回お世話になるのは「白糸オートキャンプ場」。ほど近い場所に、福岡県の指定名勝である「白糸の滝」があります。この日は土曜日だったので、白糸の滝でひとつ涼もうではないかという家族連れの方々の車で道路は大渋滞して、キャンプ場に車を入れるだけでも一苦労でした。

キャンプ場のオーナーさんは、物腰の柔らかいおじいさんでした。手作りと思われるキャンプ場のパンフレットを頂いたのですが、記載された彼の渾身の一句「時くれば 花咲き実もなる 奥山の 天地に学ぶ 人に幸あれ」が何とも哀愁を誘いました。

 

前置きが長くなりましたが、設営です。

僕たちが借りたサイトは一画ごとに洗い場があります。タイル張りの趣ある洗い場です。

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なにはともあれ、テントを張る前に、タープを張る前に、まずはビールを飲まなければなりません。チェアとテーブルをサイトの真ん中にでんと組み立て、その上にビールを広げて乾杯。カンカン照りの真夏日です。汗が吹き出す体にハイネケンが染みます。

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テントを張り、次いでタープを張ろうとしたところで、アクシデント発生。イトシマオ宅から持ってきたと思われたタープが、車内のどこにも見当たらないのです。

「まあ、晴れてるし、テントさえあれば十分だろ。」

能天気な我々であります。

 

次いで、燻製の準備です。

今回の燻製の食材は、ベーコン、サーモン、手羽先の3つ。サーモンと手羽先には、表裏に満遍なくクレイジー・ソルトを振って、キッチンペーパーの上で1時間ほど陰干しします。本来は前日からソミュール液に漬けて下味をつけるべきですが、面倒なのと、塩で味をつけるぐらいがワイルドで男らしいのではないかという勝手な判断です。

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最終的にこのような具合になりました。スモークチップにピートパウダー混ぜたので、色合いがほんのりと濃く、風味も豊かになっています。

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当初は「ローストビーフを作ろう」と企んでいました。しかしどこのスーパーを探してもブロックの牛肉が見つからなかったので、巨大なステーキを焼く路線に変更。スキレットで豪快に焼き上げていきます。蓄熱率の高いスキレットで焼くステーキは、自宅で食べるものとは一味違います。

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スーパーで捌いてもらった鯛(だったはず)とイカ、そしてエビを鍋に入れ、オリーブオイルとクレイジー・ソルトで炒めただけの単純な料理。ワイルド過ぎる絵ヅラであります。ちなみにこの鍋は、10年前にイトシマオと一緒に買ったもので、幾度となくキャンプで活躍してきました。ダッチオーブンを持っていない僕たちにとって無くてはならない、重要かつ思い出深いアイテムです。

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最後に挑んだのは、タイ料理・カオマンガイ

しかし、ナンプラーをはじめとするカオマンガイの主要な材料を、まさかスーパーの駐車場に置き忘れて来てしまったため、このカオマンガイは不完全な出来栄えに。米の上に乗っている鶏肉は美味しいけれど、米は炊けておらず、芯が残ったまま‥。

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夜も更けてきました。

まずテーブルの上で点けたのはプリムス2245ランタン。僕がもっとも気に入っているキャンプ道具の一つです。いかにもランタンらしい風貌がかわいらしいです。

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そしてテンマクデザインのOD缶カバーを被った、スノーピークノクターン。ピンボケしているのはご愛嬌。

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しかし、なんといっても、やはり僕たちの心を癒やすのは焚き火の炎です。

ゆらゆらと揺らめく焚き火の炎は、いつまで眺めていても飽きることはありません。そしてその炎は、僕たちを包み込んでくれるかのようにあたたかい。焚き火を見つめながら、寝るまでイトシマオと色々な話をしました。40歳になっても、50歳になっても、60歳になっても、こうして親友と焚き火の前で語り合えたら‥。サントリーウイスキー・ホワイトのホットをシェラカップですすりながら、僕は何か嬉しい気持ちで満たされたのでした。

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