晩白柚ルポルタージュ

熊本に住む32歳の日記です。 2019年5月までトロントでワーホリをしていました。一人旅、カレー、キャンプなどについて書いています。

2015年フランスの旅(2)スリと怒りのおじいさん

晩白柚です。

5年前のフランス一人旅をお送りしています。前回は1日目、パリに到着し凱旋門に降り立ったところまで書きました。

 

過去(晩白柚東京譚)に書いたフランスの記事を読み返し、この日記にひも解いていくほどに、ありきたりな観光地しか訪れていないことがわかり、ディープな観光を敢行するコアなトラベラーが多いはてなブログ界隈においては、正直申し上げてこの試みは読み物として微妙です。これは僕のはじめての海外旅行ですので、温かい目で見ていただければ幸甚です。

 

 

シャンゼリゼ通りを東へ

西の凱旋門から東のルーブル美術館まで、一直線にシャンゼリゼ通りが街を貫き、俗にパリの歴史軸と呼ばれるとおりいくつかの歴史的建造物が鎮座しています。まずはコンコルド広場でオベリスクを拝めるため、凱旋門からシャンゼリゼ通りを東へ歩きます。

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シャンゼリゼ通りの街並み

さすがにシャンゼリゼの車道のど真ん中で写真を撮るほどおろかなことはできないので、これらの写真はシャンゼリゼ通りに沿う街並みを脇の歩道から写したものしかありません。この街の整然とした美しさをお伝えするのが難しく、悔しくてなりません。

あまりにもお洒落すぎる通りなので、女性の方なら一度は「シャンゼリゼ通りの街並みを眺めながら優雅に朝食でも取りたい‥」と思うのではないでしょうか。

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なんとなく可愛げのある信号機

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酒飲みの目を惹くハッピーアワー

 

さっそくスリ集団に遭遇する

エトワール広場を出てシャンゼリゼ通りを歩き始めたところで、すぐに幾人かの女性グループに声をかけられました。

「○✕△□○✕△□・・・(フランス語)」

「・・・?」

フランス語でまくし立てられ、状況を理解できずにぽかんとする僕。言っていることはわかりませんが、紙を貼ったボードを見せてくるので、どうやらアンケートに答えてほしい模様。しかし事前に予習したウェブサイトで、以下のような注意喚起がなされていたのを思い出しました。

現在のパリでは、シャンゼリゼ通りやルーブル美術館、ノートルダム大聖堂 などにおいて、アンケートや署名を装って日本人観光客に近づき、関心を引きつけている隙にバッグから財布を抜き取るスリが横行しているので注意が必要。

 こいつらに関わったらやばい!と即座に判断した僕は、「Sorry, thank you!」と言って一目散に逃げました。すると女性陣も負けじと、

「○✕△□○✕△□!!(フランス語)」

などと言いながら思いっきり肩にグーパンチをしてくるではないですか。パリ到着1時間でいきなりスリに殴られるとは思いませんでした。いやはや、美しい街並みとは裏腹に、パリは危ない街だと痛切に感じた次第であります。

 

コンコルド広場

シャンゼリゼ通りを20分ほど歩くとコンコルド広場に到着します。この広場は、フランス革命においてはルイ16世やマリー・アントワネットがギロチンで処刑された舞台でもあり、かなり血なまぐさい歴史を持った場所です。現在は広場の真ん中にオベリスク「クレオパトラの針」が設置されています。

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コンコルド広場とオベリスク

 

マドレーヌ寺院

コンコルド広場を北に抜けると、マドレーヌ寺院が見えてきます。

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マドレーヌ寺院

マドレーヌ寺院は古代ギリシャの神殿のような風貌なので、いかにも古めかしい建物ですが、実際は19世紀の建造です。入場することもできますが、寺院内の撮影は禁止だったようで写真は撮っていません。

 

パリではじめての食事

マドレーヌ寺院を出たのが昼の12時。機内食を食べたきり何も口にしていなかったので、そろそろお腹が空いてきました。英語のメニューを置く店ならいざ知らず、フランスでの食事ははじめてで、どのお店に入ろうか緊張します。

マドレーヌ広場をしばらく散策すると、オーニングに日本の日の丸印を掲げた店が現れました。もうなんでもいいからここに入ろう。トラベラーの気合いで飛び込んだのが「Le Colibri(ハチドリ)」というレストランです。

店先にスタッフのおじいさん。バックパッカーの汚らしい風貌の男が入ってきたので、おじいさんが若干嫌そうな顔をします。日本人か?と聞かれ、そうですと答えると、日本語のメニューを持ってきてくれました。が、日本語でなおどういった料理なのかわからない。とりあえず喉を潤したかったので、

  • ビール1杯
  • 肉一品料理
  • カスタードプリン

で19.5ユーロのムニュ(コース料理)を注文しました。この時も緊張していて写真を撮っておらず、すみません。

ところがこの肉料理、野菜を酢か何かで煮込んだものの上にベーコンやソーセージが大量に乗っている、なんとも形容しがたいもので、食べきれずに残してしまいました。

するとおじいさんが怪訝そうな表情でやってきて、

「Finish!?」と皿を下げると、デザートが出てきていないにも関わらず、

「Check!」と勘定を求めてきました。

いまいち意思疎通のできない日本人にいらいらしたのか、料理を残されたことがしゃくに障ったのか、おじいさんは明らかに不満を露わにしていて、その態度に圧倒された僕はデザートのことを訴える気も起きず、代金を支払って早々に店を立ち去りました。

パリ初の食事は、なんとなく気分の悪いものになってしまいました。

 

腹ごしらえをして、ノートルダム大聖堂へ向かいますが、長くなりましたのでまた次回。

 

2015年9月21日
Olympus E-M5 + M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6II R

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